日本の人手不足を解消するため制定された特定技能制度の中でも注目度の高い介護業種で、ミャンマーから介護特定技能試験の合格者2名が11月26日に来日する。
今回入国するサウンさんは「コロナ禍の中でようやく日本へ行けることになってうれしい。日本で一生懸命働き、介護福祉士を目指したい」と抱負を述べ、もう1名のトェーさんは「日本で一生懸命働いて、親に仕送りしたい」と話した。
ミャンマー国内では、宿泊、ビルクリーニング、外食、農業、介護の5分野で技能試験が行われたが、今年3月以降は新型コロナウイルスの影響により、試験再開の見通しが立っていない。ミャンマー人材送り出し機関YellowLinkのジン・ゾーゾー・マウン代表は「日本の介護施設で働くことを希望している多くのミャンマー人の若者が技能試験再開を待っている。ミャンマー国内で技能試験が定期的に開催できれば、日本の人材不足にも役立てるはずだ」とコメントした。